Looker 7:ユーザーに関連性の高いコンテンツを提供出来る「ボード」機能について #looker

Looker 7:ユーザーに関連性の高いコンテンツを提供出来る「ボード」機能について #looker

Clock Icon2020.03.29

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2020年01月末にリリースされた「Looker 7」。

そのバージョン「7.0」では、便利になった様々な新機能がリリースされています。

当エントリでは、その中から「ボード機能」について、内容を紹介していきたいと思います。

目次

 

ボード機能とは

Lookerにおける「ボード」とは、ユーザーがよりスムーズに且つより多くのコンテンツにアクセス出来るように用意されたLooker内のコンテンツを整理する手段・「コンテンツまとめの表示場所」的な機能です。

「ボード」で出来ることは限られていますが、任意のコンテンツを任意の粒度でまとめて表示出来るようになるので効果も非常に大きい機能と言えるでしょう。システムん管理者は、この「ボード」をチームのホームページとして設定する事も出来ます。

上記コンテンツはLookerのボード機能に関する言及を含めたものですが、ポイントを抜き出すと「ボード」には以下のような特徴・側面があることが分かります。

  • 近しい機能としてLookerには既に「フォルダ」があるが、こちらはダッシュボードやLookが保存されている基本的なファイル構成を表示するもの。コンテンツへのアクセス制御もなされる。一方「ボード」は"既存コンテンツに対する、新たな発見のソリューション"的位置付けで提供されているもの。「既存のダッシュボードとLookerが格納されているファイルシステム」とは別の場所に格納されている「Lookのリスト」と考えるとよい。
  • 上記理由により、ダッシュボードやLookは複数の「ボード」に表示可能。
  • ボードで表示されるコンテンツのアクセス制御は、フォルダやそのコンテンツそのものの制御に準ずる。ユーザーが特定のコンテンツにアクセス出来る権限を有していない場合、ボード上でもそのコンテンツはアクセス出来ない。

今後の予定では、この「ボード」機能が更に便利になるような追加も予定されているようですね。楽しみです!

 

「ボード」機能:実践

では「ボード」の機能を実際に触ってみます。ホームページの左側にあるメニューに「Board」という項目があるので、ここに配置されている「+」マーク(Create a board)をクリックします。

すると、以下のようにボードの名称入力を求められるので任意の名前を入力し、「Create Board」を押下。

ボードの下地が出来上がりました。この時点ではボード名だけ設定されている状態で他には何もありません。

「セクション(Section)」と「説明文(Description)」にはセクションのタイトルと説明を記入することが出来ます。また、「Pin a Dashboard or Look」をクリックすると、任意のダッシュボードやLookをボードに追加出来るようになります。

ここでは、ブログ投稿データに関する「四半期」期間括りのVIZを並べてみます。

以下のようにコンテンツを配置する事が出来ました。セクションは複数追加する事が可能です。これで、ブログ投稿の四半期及び通期の期間毎の情報を1つのページに纏める事が出来ました!

 

まとめ

という訳で、Looker 7の「ボード機能」に関する紹介でした。

機能としてはシンプルなものですが、実践してみて「これは便利な機能だな...!」と思いました。如何様にもカスタマイズ出来るので、タイミングに応じたコンテンツをお届けするボードをアップデートしていくことでLookerユーザーの分析業務も更に加速させていくことが出来ますね!

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